アパレルと古着屋の求人の違いは何になりますか?

とにかくファッションが大好きで洋服にかかわる仕事ができればと思っています。
憧れのアパレルブランドの洋服を着て、お客様に寄り添ったおすすめのコーディネート提案をお店やInstaglamやTick TockなどSNSも活用し提案していきたいです。
その憧れもあるものの、新品だけでなくヴィンテージなど古着を着る機会が増え、色んなブランド古着で着合わせることが多くなってきました。下北沢や高円寺など、お店を巡り掘り出し物を見つけた時の充実感はたまらなく、何より友達とかぶることもないのがうれしいです。
古着屋の魅力は何となく分かるのですが、アパレルと古着屋で働く場合に違う点を具体的に伺いたいです。(男性・21歳)

新品を扱う一次流通のアパレルショップと二次流通の古着屋とでは、いくつかの違いがあります。また古着屋の中でも店頭でのお仕事が異なってきますので、まずはそちらからご説明しますね。

古着屋には大きく分けて2種類あり、まず一つが買付中心の古着屋です。プロパーのセレクトショップの様に、およそ半年ほど前もって大量に買付するスタイルになります。その場合は、お店に並べる商品数を前もって決めて倉庫などでストックを持ち、店内の展示数の調整をしているはずです。

買付中心の古着屋では入荷した商品を並べて販売していき、在庫が少なくなればまた買付けた在庫を入荷していくという流れで売上を積み上げていきます。

一方で私たちのお店(バズストア)は、次シーズンのアイテムを繁忙期に向け照準を合わせて在庫を確保していきます。そのほとんど全ての在庫は一般のお客様の持込(一般買取)です。
ブランドや系統、アイテムのカテゴリなどをどのような構成で販売してくか。価格帯もどのような幅で展開していくか。
このような在庫計画を店舗単位で実行していけるのが私たちリユース業の醍醐味であり、一番のやりがいといっても過言ではありません。

またバズストアでは決まった制服はありません。店舗の雰囲気の合わせて私服でお客様をご案内できる点も、一次流通のアパレルショップとは違った点です。

(代表取締役 夷英信)

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